相続事例4相続財産の範囲、相続財産の帰属、使途不明金
相談者
相談者:Tさん(50代/男性)
被相続人との関係:子
争点:相続財産の範囲、相続財産の帰属、使途不明金
被相続人との関係:子
争点:相続財産の範囲、相続財産の帰属、使途不明金
相談内容
相続財産について相談者の兄が資料を所有しながら、相談者に対する開示を拒んだため、相続財産の範囲を明らかにした上で遺産分割を行いたいとして対応を依頼された。
対応内容
受任後、相手方にも代理人が就任。相手方代理人から遺産目録が提出されることになったものの、数か月待っても相手方から遺産目録の提出がなされなかったことから、やむなく当方より調停を申し立てた。
遺産分割調停では、有価証券及び未受領の配当金の分割方法について協議を行った。また、特定の不動産の相続を双方が希望したため、相続を希望する理由についてそれぞれ主張立証を行った結果、最終的に当方の希望する形で中間合意を行うことに成功した。
また、通帳の管理は相手方が行っていたところ、亡くなる直前直後に多額の引き出しがなされていたため、この点についても遺産分割調停で協議を行ったが、調停内では折り合いが付かなかったため、別途民事訴訟を提起し、最終的に当方の希望する額に近い金額での和解を獲得することに成功した。
遺産分割調停では、有価証券及び未受領の配当金の分割方法について協議を行った。また、特定の不動産の相続を双方が希望したため、相続を希望する理由についてそれぞれ主張立証を行った結果、最終的に当方の希望する形で中間合意を行うことに成功した。
また、通帳の管理は相手方が行っていたところ、亡くなる直前直後に多額の引き出しがなされていたため、この点についても遺産分割調停で協議を行ったが、調停内では折り合いが付かなかったため、別途民事訴訟を提起し、最終的に当方の希望する額に近い金額での和解を獲得することに成功した。
解決までに要した期間
1年6ヶ月
ご相談者からの声と相談によるメリット
遺産分割を巡る問題といっても、その内容は多岐にわたり、一つとして同じ事件はありません。解決しなければならない事項も一つではなく、複数あることが通常です。時には、前提問題や付随問題として遺産分割手続の中では解決出来ず、別途民事訴訟を提起する必要が生じることもあります。
今回ご紹介したケースも、遺産分割手続の中では全てを解決することができず、最終的に使途不明金の返還を求める民事訴訟を提起し、ようやく全ての問題を解決することができました。
このように遺産分割を巡る争いは多岐にわたり、そこに相続人間の感情やこだわりが絡まることで、当事者同士では解決困難な複雑怪奇なトラブルへと発展する可能性を秘めております。
当センターでは、公認会計士、税理士、不動産業者等、各部門の専門家が協力することで、遺産分割を巡る問題の全てに対応できる体制を整えておりますので、遺産分割を巡る問題でお困りのかたはお気軽にご相談下さい。
今回ご紹介したケースも、遺産分割手続の中では全てを解決することができず、最終的に使途不明金の返還を求める民事訴訟を提起し、ようやく全ての問題を解決することができました。
このように遺産分割を巡る争いは多岐にわたり、そこに相続人間の感情やこだわりが絡まることで、当事者同士では解決困難な複雑怪奇なトラブルへと発展する可能性を秘めております。
当センターでは、公認会計士、税理士、不動産業者等、各部門の専門家が協力することで、遺産分割を巡る問題の全てに対応できる体制を整えておりますので、遺産分割を巡る問題でお困りのかたはお気軽にご相談下さい。